家にある薔薇の中で、一番長く10年程育てている「うらら」です。
鉢栽培、地植え、レイアウト変更で場所を変えても変わらず美しく咲いてくれます。
「うらら」の良いところは、開花サイクルがとても短く、花ガラを切ったらすぐに芽を出し蕾を付けること。
そして、他にない蛍光ローズピンクの花色と花持ちのいいことです。
丸弁咲きで8~10㎝の花で房咲きにもなります。
ティーの微香です。
花持ちが良いので切り花に向きますが、ステムが短いので小さい花瓶用です。
支柱を立てているのは、ここは海風(横風)が強いからで、普通は支柱なしで育てられます。
あまりシュート更新しないので、ベーサルシュートやサイドシュートを太らせて育てます。
一番花の後もすぐ下の5枚葉の上で切り、枝を大事にします。
冬の剪定時には全体のバランスを考えて、古いシュートも高さの調節程度に切って残します。
樹高は90㎝、半横張り性ですが、株は暴れません。
黒点病の耐性は普通です。葉を落としても元気です。
私は庭のスペース上小さく育てていますが、「うらら」は一株は持っていた方がいい薔薇だと思います。
挿し木はつきやすいです。挿し木株も育てています。
挿し木の株は小さくても、やっぱり存在感のある薔薇です。